現地まで出向いて方角チェック

不動産として致命傷なことですが、最近では方位磁石も置いていないところもあります。
一度登録されてしまった情報はあまり修正しませんので方角は自分自身で確かめるようにしましょう。

 

賃貸物件の方角確認は、不動産屋に入社をしたばかりの新人が実施するケースが多く、実は間違った記録を残してしまうことがよくあるのです。
お店に戻ってから地図で「大体こっちの方を向いていたな」と勝手に決めてしまう事さえあるのでご注意ください。
不動産屋で見せてくれる賃貸情報資料に方角が記載されているかと思いますが、その情報を完全に信じてしまうのは少々危険です。
物件の情報を作成する時に現地を確認しに行った人が間違ってしまっていたり、適当に書いている可能性があるからなのです。 あまりにも貴方の賃貸物件条件を細かく設定し過ぎてしまうと、見つかるものも見つからなくなってしまいます。
確かに条件設定は非常に重要なことですが、妥協出来る条件をある程度決めておくようにしてください。





かわいい子供服
URL:http://www.elf-kids.com/
かわいい子供服ドットコム


現地まで出向いて方角チェックブログ:181212

「今日はお客様がみえるからお茶出ししてね。できる?」
お母さんから突然言われたのは、小学三年の秋。

お客様とは、お母さんのお兄ちゃんの嫁。
ぼくとは血のつながりはないが、
もの静かで上品な伯母が、ぼくは大好きだった。
はりきって、お茶の入れ方出し方を教わった。

伯母が到着して座敷でごあいさつをすると、
おもむろにお母さんが目くばせをした。

よし!と台所で、ぼくは教わった通りに急須にお湯を入れ、
茶葉を蒸らしている間に、お盆に木の茶托をのせ、
あたためた湯のみをのせて、お茶を注いだ。

湯のみに八分目。
濃すぎず薄すぎず…自分としては完壁だった。

得意気にそっと、伯母の前に差し出したが
ぼくは緊張して、茶托の上で少し湯のみがカタカタ鳴った。

「まあ、嬉しいわ!ありがとう、いただくわね」

にっこりして伯母が湯のみを手にした瞬間、
あ!と自分の顔がサーッと冷たくなるのを感じた。

注意して入れたつもりだったのに、
茶托にお茶がこぼれてしまっていたのだ。

あろうことか、
湯のみといっしょに茶托が持ち上がるのを見た瞬間、
思わず目をつむったぼくの頭の中に…

次にくるであろう光景がパパーッと、
早送りの走馬灯のように浮かび上がった。

…湯のみにくっついて持ち上った茶托は、
カチャーンと音をたてて落ちる。
困ったような伯母の顔。あわてるお母さん。
ふきんを手にするお母さんの姿まで思い浮かび、
ぼくはさらに強く目をつむった。
しかし…あれ?

ぼくが恐る恐る目をあけてみると、
なんと茶托は、伯母の左手の上にあった。

落ちる寸前、伯母はすばやく茶托を受けとめていたのだ。

そして、普通に静かに、お茶を一口飲み、
「まあ、おいしい」
と、言ったのだった。

ぼくは嬉しさと安堵と、
気はずかしさで何ともいえない心持ちだった。

今日は、ここまで。